パソコンで中国語入力( Windows98 )

特別寄稿 046さん


Windows98 の場合、Microsoft が提供している「微軟ピンイン輸入法2.0」というソフトが一番お手頃だと思いますので、これを導入してみましょう。

準備として、中国語のフォントを用意する必要があります。
Internet Explorer (5.0以上)で中国語のページ(例:http://chinese.yahoo.com/)を見てみましょう。うまく中国語が表示できる場合はOKです。
うまく見れない人の場合、下のようなダイアログが表示されると思いますので、この指示に従って、ダウンロードを開始してください。終了したら、その時点でフォントが手に入ります。これでOKです。


フォントのインストール

それではインストールしましょう。
まずはじめに、以下のサイトからプログラムを入手します。


ここのページの左側に並ぶメニューの中から「免費下載」を選ぶと、プログラムがダウンロードできます。

ダウンロードが終了したら、ファイルを開きます。ファイル名は「mspy20.exe」です。すると、以下のような画面が出てくると思います。文字化けしていますが、かまわずに、「是」ボタンを押してください。インストールを開始します。


インストール

インストールが完了したら、中国語入力が使えるようになっていると思います。画面右下にあるタスクバーから、IMEコントローラ(日の丸と筆のマーク)をクリックしてみましょう。「微__音_入法 2.0 版」(文字化けしています) がリストの中に追加されているはずです。これを選択すれば、中国語入力モードになります。


入力方式の切り替え


微軟ピンイン輸入法のパレット


それでは、実際に入力をしてみましょう。

まずは、IMEコントローラの使い方です。ここでは基本的なものを挙げておきます。


日本語/中国語の切り替え … Alt + Shift キー


中国語モードで

中国語/アルファベットの切り替え ( ) … Shift キー

全角/半角の切り替え ( ) … Shift + Space キー

符号方式の切り替え ( ) … Ctrl + . (ピリオド) キー


中国語入力は、多国語入力に対応したソフトでないと使うことができません。こちらで確認できているものとしては、

Microsoft Word / Excel, Internet Explorer, OutLookExpress, Becky!


です。ここでは、Wordを使って入力してみます。

IMEが中国語になっていることを確認してから、入力を開始します。

微軟ピンイン輸入法は、名前のとおり、ピンインを入力することで中国語を書いていきます。例えば、「中国」であれば、「zhongguo」のように入力します。


ピンインで入力中

入力したピンインを変換するときには、スペースキーを押します。すると、下線が引かれた状態で漢字が表示されます。
このとき、下線が引かれているものは、日本語入力のときと同じようにほかの候補に変換できます。→ キーで候補一覧を表示し、↑↓ キーで候補の中から選択します。選ぶ文字が決まったらそこでSpace キーを押せば、その部分について表示される文字が変化します。
文字の候補が出てくるのは、下線を引いた部分のうち一部だけの場合もあります。ほかの部分について文字を選びたい場合は、←→ キーで移動させてください。
この作業をすべての文節 (文字の区切り、でしょうか) で繰り返し、すべての文字が決まったらEnter キーを押してください。変換が確定します。


変換中



変換の候補を表示

これで、一通りの入力ができると思います。


利用法その他

ピンインの入力方法として、中国語による四声を加えることで、より効率的に入力ができるようになっています。
例えば、「ニイハオ」であれば、「ni3hao3」のように入力します。

この他にも、色々と細かい操作方法や設定があります。その点については、自分でがんばるか、わからなければまで質問してください。

 

 

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